貴乃花出演シーン お蔵入りの真相

貴乃花（３７）がテレビからこっそり消えていた――。

 

　日本テレビの人気番組「行列のできる法律相談所」（日曜午後９時）。７月４日の放送を見て「あれっ？」と思った視聴者も多いだろう。貴乃花親方がゲスト出演する予定だったのに、実際は出演せず、その理由も説明されなかった。

 

　なぜなのか？

 

　まずは前週（６月２７日）の放送で流れた予告編について説明しておこう。予告編では、お笑い芸人が窮地に陥っている先輩からカネを貸してくれと頼まれ、その反応を楽しむ“ドッキリ企画”を告知。貴乃花がＶＴＲを見て大笑するシーンもしっかり画面に映り、これが４日に放送される予定だった

 

「４日は日本相撲協会の理事会が開かれ、貴乃花が辞表を提出してすったもんだした日。辞表の理由は琴光喜（３４）の解雇に抗議するためで、貴乃花は“（琴光喜を）協会に残してチャンスを与えるべきだ”と主張した。その琴光喜は同じく解雇された大嶽親方（４２）の負け金を肩代わりさせられていました」

 

　琴光喜が肩代わりした金額は３０００万円ともいわれる。琴光喜は大嶽親方の犠牲者でもあったのだ。

 

「大嶽親方は藤島部屋で貴乃花の先輩だった元貴闘力。同門の人物が金銭で他人を苦しめて社会問題になっている時期に、貴乃花が先輩芸人の借金申し込みを扱った映像を見て笑うシーンを流すわけにはいかない。そこで番組を“お蔵入り”にしたようです」（前出の関係者）